エロゲのアーカイブの展開、ファイル変換メモ

いくつか展開したいものがあったので調べてみた。

aldの展開

戦国ランスがこれだった。
展開にはSusie(Susieの部屋) プラグインAlice Soft Susie Plug-in(Simple is Best!)で展開可能。展開するとqntという圧縮ファイルが出てくるので、デコードが必要。

qntのデコード

qntのデコードにはQNTファイルのBMPコンバーター(ひまじねーしょん)があり、こちらを使うことでデコード可能。しかし、入出力ファイルにワイルドカードが使用できないため非常に不便。
batファイルを作る手もあるが、入力ファイル出力ファイルを記述しないといけないのでやや不便。

aldの展開およびqntのデコード

上記のはいろいろ不便なので、探してみたら。SPI ユティリティ(Simple is Best!)があるのでそちらを使うことに。
SPI ユーティリティの設定で、Susieディレクトリを参照させて、Susieプラグインを読み込み、『一括変換』→『アーカイブ』でald展開と同時にbmpへ変換して出力させることができる。
一括で楽。

noaの展開

ヨスガノソラの体験版に使われてない立ち絵が入ってるとかどっかのスレでみたので、展開することに。
noa展開には乃亜アーカイバ(恵理ちゃんclub)で展開が可能。展開するとeriという圧縮ファイルが出てくるので、デコードが必要。

eriのデコード

恵理ちゃんコンバーター(恵理ちゃんclub)かERISA-Library 1.07e(ERI Developer's site)で可能。後者の方が更新日が新しいので、後者を使うことに。
パス入力が簡単な、c:\直下に置くことに。ericvtの中にin\とout\をそれぞれ作成。違うドライブでディレクトリを作成した場合。『cd /d d:\hoge\ericvt\』で移動すれば良い。

c:\
└ericvt\
 ├in\
 └out\

このようにしておけば。

C:\ericvt>ericvt -d in\* out\

とinに入ってるものを一括でoutに出力することができるので楽。
これで、eriをbmp化することができる。

XnViewでeriファイルを表示

調べていると、XnView画像ファイルビューアーがどうやらSusieプラグインが使用できるみたいなので、試すことに。
ERI,MIO プラグイン集(ERI Developer's site)の中にある『iferi2.spi』を『XnView』の『Plugins』のフォルダの中に、入れXnViewを立ち上げて、eriファイルのディレクトリを開いてみると、eriファイルが読み込むことができた。
ただ、アルファチャンネルが組み込まれたeriファイルは色がおかしいので、bpmへ変換してやる必要がありそう。

bmpからeriへのエンコード

eriの圧縮率はどのぐらいなのだろうかとテストしてみるとことに。適当に800x600のbmpを用意、それをpngとeriそれぞれ圧縮はデフォルトで行ってみると

フォーマット サイズ
bpm 1,407 KB
png 486 KB
eri 383 KB

と2割ほどeriのほうが圧縮率がよいので、展開したbmpをeriに変換してXnViewで観覧ということができそう。といっても、400枚を変換したとして上記表より差が100 KBだとすると40 MB程度なので、元から比べるとさほど差が無いかもしれないが。
エンコードには、上記のeriのデコードと同じ環境で行う。『in\』に変換したいbmpファイル入れ。

C:\ericvt>ericvt -e -time in\* out\

と行えば、outにエンコードされたeriファイルが出力される。
後はXnViewで開けば、観覧することができる。


以上。なんだか、pngで保存でいい気がしてきた。